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サンデー/3-8月の営業利益7.6倍

2010年09月27日 / 決算

サンデーが9月27日に発表した2011年2月期第2四半期決算によると、売上高は245億2600万円(前期比5.2%減)、営業利益1億8000万円(667.1%増)、経常利益4300万円(前期は2700万円の経常損失)、当期損失900万円(1億600万円の当期利益)となった。

売上高は、第1四半期が既存店前年同期比7.7%減となり、第2四半期連結累計期間売上高は計画を下回ったが、第2四半期は天候の回復とともに園芸用品などが順調に推移し、既存店は1.6%減まで回復した。8月は記録的な猛暑により夏物商品が計画販売数を上回り、既存店は0.1%減まで盛り返した。

既存店の一品単価は0.8%減と下回ったものの、売場作りの改善により、一人当たり買い上げ点数は1.2%増となり、客単価は0.4%増となった。

商品別では、第1四半期に出遅れていた園芸用品が回復し、猛暑の影響による除草剤・刈払機・散水用品や住宅設備の網戸や水道用品、戦略的に取り組んだステーショナリーの事務用品やインク、食品ギフトやドリンクが好調に推移し、お盆の切花も前年を大きく上回った。シャワートイレ取付け無料キャンペーンでは、2日間で118台を販売するなどリフォーム需要にも対応した。

グループ店舗数は、サンデーのホームセンター46店舗、イオンスーパーセンターへのコンセッショナリー参画15店舗、子会社のジョイ19店舗で合計80店舗となった。

店舗の活性化は、サンデーが久慈中の橋店、八戸長苗代店、八戸新井田店、八戸沼館店、八戸根城店、青森浜田店の6店舗、ジョイが白山店、西米沢店の2店舗を改装した。

既存店売上高は5.1%減と前年を下回った。売上総利益高は、売上高減少により計画を下回ったが、「トップバリュ」商品拡販や定番棚割りの見直しなどにより0.6ポイントの荒利益率改善ができ、販売費及び一般管理費は、人件費・販売促進費・設備費・一般費ともにコントロールをし、前年同期に対し3億5600万円の削減ができた。

通期は売上高482億円(2.1%減)、営業利益3億6000万円、経常利益2億2000万円、当期利益1億4000万円の見通し。 

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