東芝テック／食品スーパー・量販店向けPOSターミナル発売

2009年02月08日／ IT・システム

東芝テックは2月6日、食品スーパー・量販店向けPOSターミナル「WILLPOS-Unity M-8000」をことし4月1日に発売すると発表した。新型のPOSプラットフォームを採用し、省電力と高性能・高信頼性を両立させた。

一体型でありながら、制御部を分離することが可能な「ユニフォイドモジュラ構造」を採用し、売り場や自動つり銭機などの機器構成に柔軟に対応。操作環境を改善させた。制御部についても、キー操作やレシートのピックアップなどがスムーズに行えるように人間工学に基づいた寸法を実現した。

省電力型のモバイルPC用CPUと高性能なECCメモリーを採用したサーバー用チップセットを組み合わせることで、省電力と高性能・高信頼性を両立させた。従来製品比1.92倍の処理速度に加え、約8％の省電力を実現している。

ことし6月以降には、耐障害性や長寿命に優れたフラッシュドライブ（SSD）などの各種オプションも追加発売する予定だ。

税込み価格は、115万5000円から。全国の食品スーパーや量販店を販売ターゲットに年間2万台を見込む。無償保証期間は6か月で、全国150か所のサービス網を持つテックエンジニアリングがメンテナンスを担当する。

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