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大都魚類/4~9月は売上高10.6%減、営業損失18億2900万円

2012年11月05日 / 決算

大都魚類が11月5日に発表した2013年3月期第2四半期決算は、売上高597億2400万円(前年同期比10.6%減)、営業損失18億2900万円(前期は3400万円の営業利益)、経常損失18億1800万円(8000万円の経常利益)、当期損失29億9600万円(2100万円の当期損失)となった。

東京都中央卸売市場の水産物取扱状況は、前年同四半期に比べ数量は減少し、単価も低下した結果、取扱金額が減少するという厳しい状況が継続した。

冷凍魚を中心とした取扱高の減少、前期末に子会社1社を解散したことなどから、売上高は減収となった。利益面では、売上総利益が冷凍鮭鱒の大幅な単価安や在庫品の評価減等により減益となった。

販売費・一般管理費が、売掛債権の見直しによる貸倒引当金繰入や貸倒損失の発生により8.4%増加したため、営業損失になった。大幅な損失の計上により繰延税金資産の取崩を行ったことも影響し、当期損失が拡大した。

通期は、売上高1275億円、営業損失16億5000万円、経常損失16億6000万円、当期損失28億6000万円の見通し。

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