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アスラポート・ダイニング/売上高が大幅増、前期比32.3%増

2008年11月14日 / 決算

アスラポート・ダイニングが11月13日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は63億7300万円(前期比32.3%増)、営業利益1300万円(91.0%減)、経常損失4700万円(前期は1億500万円の経常利益)、当期損失8億4300万円(4900万円の当期利益)と増収減益となった。

同期は、既存店売上高前年同期比が牛角94.3%、おだいどこ94.6%、串特急95.3%と減少したが、とりでんは104.8%とランチメニュー導入が奏功。とり鉄も、鶏専門店を全面に打ち出すメニューが引き続き好評であったこと、オペレーションの定着で増収。新業態では、プライム・リンクが新業態「金の鶏銀の釜」を大宮駅前に開店。

ゲンジフーズは、ガソリン高などでの外食機会減少や、主要食材の価格高騰が影響し、営業利益が計画を大きく下回った。これによりのれんの減損損失が発生し、7億8100万円を計上した。

直営店の出店状況は、おだいどこ3店舗、金の鶏銀の釜1店舗、串特急1店舗、とり鉄1店舗をそれぞれ出店。また牛角1店舗を加盟企業へ譲渡した。期末直営店舗数は96店舗。フランチャイズ店では、牛角2店舗、おだいどこ3店舗を出店し、牛角、とりでん、とり鉄などに加え、ゲンジフーズの貴族の森、源氏家族9店舗の閉店を含む23店舗を閉店。フランチャイズ店舗数は計384店舗、フランチャイズ加盟契約件数は690件となった。

通期は同期の業績を勘案し、予測値を変更した。修正後の予測売上高は126億円(15.7%増)、営業利益1億5000万円(42.5%減)、経常利益2000万円(86.00%減)、当期損失7億9000万円を見込んでいる。

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