経産省／アルゼンチンの輸入制限についてWTOに提訴

2012年12月07日／海外

経済産業省は12月6日、日本が米国、EU（欧州連合）と共に、アルゼンチンが行っている輸入制限の見直しを求めてWTO（世界貿易機関）に提訴したと発表した。

アルゼンチンは2008年11月以降、各国の産品に対して一連の輸入制限措置を導入している。日米両国は9月、アルゼンチンとの間で2日間にわたって政府間協議を開いたが、主張の溝が埋まらなかったため、第三者機関であるWTOパネルでの審理を要請するに至った。EUは、別途7月にアルゼンチンと協議を実施していたが、不調に終わった。