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ザコカ・コーラカンパニー/第3四半期の売上高9%増

2008年10月28日 / 決算

ザコカ・コーラカンパニーは、第3四半期の1株当たり利益が、前年同期比14%増の0.81ドルとなったことを発表した。一時的利益・費用計上分を差し引いた場合、17%増の0.83ドル。

売上高は83億9300万ドル(前期比9%増)で、原液販売数量3%増、価格と製品ミックスの改善による2%増、有利な為替変動による6%増となっているが、主に一部のボトラー社の売却による構造改革がもたらした2%減によって一部相殺された。

営業利益は21億8700万ドル(20%増)税引き前利益 24億4500万ドル( 16%増)、当期利益は18億9000万ドル(14%増)。      

なお、生産性向上の取り組みにより2011年末までに年間4億~5億ドルのコストを削減する。

ユニットケース販売数量は、第3四半期で5%増、9カ月間で4%増となった。事業買収は、第3四半期のユニットケース販売数量の増加に1ポイント寄与した。

海外部門の第3四半期のユニットケース販売数量は、7%増加した。新興市場は、中国、トルコ、インド、ユーラシア南部、パキスタン、ナイジェリア、韓国でユニットケース販売数量が2桁増、ヨーロッパ東部、アフリカ北部および西部、中東でユニットケース販売数量が1桁台後半の伸びを見せるなど、引き続き業績向上の牽引力となった。

ヨーロッパのユニットケース販売数量は、第3四半期に3%という堅調な伸びを見せ、日本のユニットケース販売数量は1%増加した。北米のユニットケース販売数量は、第3四半期に2%減少した。

そのほかでは、非炭酸飲料の第3四半期のユニットケース販売数量は、果汁飲料/低果汁飲料、茶系飲料、コーヒー、アクティブライフスタイル飲料、水製品を含む当社の非炭酸飲料ポートフォリオ全体にわたる高い伸びで10%増加した。

日本では、RTDノンアルコール飲料のシェア拡大を達成すると同時に、第2四半期のユニットケース販売数量は1%増(前年同期は4%増)で、「コカ・コーラTM」は、「コカ・コーラゼロ」の好調維持と「3コーラ戦略」の展開により、ユニットケース販売数量は6%増。

「ジョージア」コーヒーのユニットケース販売数量は、第3四半期で4%増、今年度9カ月までで3%増となり、基幹フレーバーの売上増加により4四半期連続のプラス成長を達成し、「爽健美茶」と「アクエリアス」は、第3四半期中の天候不順の影響で、ユニットケース販売数量が減少した。

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