流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ミスターマックス/売上高10.2%増、営業利益5.7倍

2009年07月27日 / 決算

ミスターマックスが7月27日に発表した2010年3月期第1四半期の業績は、売上高257億4800万円(前年同期比9.7%増)、営業利益2億7900万円(5.7倍)、経常利益は3億3400万円(3.8倍)と、ともに増益となり、期首棚卸資産の変更差額10億2600万円を特別損失に計上したものの当期利益は2億5900万円となった。

購買頻度の高い消耗品について、エブリデイ・ロー・プライスの実現に向けて、年間を通じて安定した低価格で提供できるよう取り組みを強化し、医薬品の取り扱い店舗は、6月にショッピングセンターの改装を実施した「MrMax柳井店」(山口県柳井市)を加え、5店舗に拡大した。

また、パンの取り扱い店舗を全42店舗中29店舗に拡大するなど、新品種の導入にも積極的に取り組み、酒類の売上高が68.7%増、飲料の売上高14.7%増、プライベートブランドの米の売上高64.2%増、日配食品の売上高も前年同期比1億51百万円増加するなど、食品の販売が好調だった。

MrMaxの既存店客数が8.6%増、既存店売上高が8.8%増加したことにより、売上高は246億8300万円(10.2%増)、不動産賃貸収入は10億6400万円(0.2%増)となった。

また、販売費と一般管理費は、6月に実施したMrMax柳井ショッピングセンター(山口県柳井市)の改装経費6300万円、売上増加に伴う物流費の増加5400万円を減価償却費の減少7700万円、広告宣伝費の削減7000万円で補い、58億4900万円(0.0%増)となった。

通期の見通しは売上高1012億円(1.5%増)、営業利益9億円(33.6%増)、経常利益11億円(33.9%増)、当期利益7億円を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧