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バロー/4~9月は売上高8.8%増、営業利益53.3%増

2011年11月05日 / 決算

バローが11月4日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高2021億4600万円(前年同期比8.8%増)、営業利益72億5000万円(53.3%増)、経常利益76億3100万円(52.3%増)、当期利益41億8400万円(276.4%増)となった。
基幹事業であるSM事業は、引き続き業容拡大と営業力強化の両面に注力した。SMバロー10店、ユース1店を新規に出店し、期末のSM店舗数はグループ合計で213店となった。
バロー10店の出店のなかには、7月に100%子会社とした同業のファミリースーパーマルキ(岐阜県山県市)の3店を改装・再開店した分を含んでいる。
商品政策では、「サプライズ50」として50品目から開発をスタートした、圧倒的低価格の自主企画商品が、6月末には100品目に達した。
自社物流網の活用により、当日早朝に水揚げした鮮魚を、昼には店頭で販売するという取り組みを開始するなど、生鮮食品の強化にも注力した。
ドラッグストア事業は、5店の出店し、1店を閉鎖、期末店舗数は178店となった。26店で改装を実施し、営業力の強化を図った。
商品面では、震災以降に生活必需品の需要が増加したのに加え、夏場の気温上昇に関連した季節商品も前年比で顕著な伸びを示した。
荒利益率・販売管理費率ともに前年同期比で改善を果たしたことにより、大幅な増益を達成することができた。
通期は、売上高4195億円(10.6%増)、営業利益141億円(14.2%増)、経常利益142億円(10.8%増)、当期利益64億円(51.2%増)の見通し。

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