流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





丸井グループ/4~6月は売上高1.3%増、営業利益18.9%増

2013年08月01日 / 決算

丸井グループが8月1日に発表した2014年3月期第1四半期決算は、売上高969億3300万円(前年同期比1.3%増)、営業利益56億9600万円(18.9%増)、経常利益59億2900万円(21.0%増)、当期利益34億2800万円(147.9%増)となった。

小売・店舗事業の売上高は771億8300万円(1.0%減)、営業利益は19億1300万円(15.6%増)となった。

自分らしさやシンプルなデザイン、快適性など、年代を越えて共通するお客様のニーズや価値観に対応するため、「おしゃれ×共通価値×値ごろ感」をコンセプトとして、グループが有する「店舗・カード・WEB」を連携させた幅広いサービスを提供した。

先行して取組んだ「商品の革新」では、ニーズを具現化した新PBが着実に成果に結びつき、「ラクチン」シリーズが高伸長するなど自主売場の主力商品に成長した。シューズやバッグなどの雑貨カテゴリーに加え、婦人服のセットアップスーツやブラウス、紳士服のパンツなど衣料品が好調に推移したことで、新PBの売上高は25億円(72%増)と高伸長した。

「売場の革新」では、引き続き商品の特徴や機能性などをわかりやすく陳列、演出した売場づくりを推進した。新PB開発の原点となった「おしゃれ×共通価値×値ごろ感」のコンセプトを取引先ショップとも共有し、すべての売場でニーズに対応する品揃えの強化に取組んだ。

ネット通販ではシューズの専門サイトを開設した。自宅で試着するための配送料・返送料の無料化、服とのコーディネートで選べる検索機能など、お客の要望を取り入れたサービスを充実したことや、全国規模のキャンペーンが奏功し、WEB事業でのシューズの売上高は1.3倍に伸長した。

通期は、売上高4130億円、営業利益265億円、経常利益270億円、当期利益160億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧