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ドン・キホーテ/6月の全店売上高は0.3%増

2009年07月10日 / 月次

ドン・キホーテ(2008年6月期売上高:4049億円)が7月10日に発表した6月の月次売上高速報によると、全店(150店舗)売上高は前年同月比0.3%増、既存店(144店舗)実績は売上高1.4%減となった。既存店の来客数は6.0%増、客単価は6.9%減となった。

6月は粗利益率が最近3か月間連続して前年実績を上回っており、商品部門別で見た場合、食品などのコモディティ系の好調と、家電製品などの高額系不調の構図に大きな変化はない模様。昨年来実施してきた高額系商品を中心とした在庫処分策が概ね一巡したこと、家電製品のラインナップを見直し、粗利改善策を講じたことが奏功し始めたことなどが、弱含みながら既存店売上高の粗利益高は前年実績を上回った要因という。

店舗状況では、業態転換による増加1店を含み出店が6店となる一方、4店を閉鎖し、期末店舗数は前期末から2店舗増の150店となった。7月の出店は、佐賀県初出店となるドン・キホーテ佐賀店を月末に予定。 また、従来長﨑屋として営業していたラパーク金沢店をMEGA店として10日にリニューアルオープンする予定。業績は堅実に推移しているとして、予想を上振れて着地できる見込み。 なお、8月18日に決算発表を行う予定。

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