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J.フロント/6月の大丸百貨店売上高10.5%減、松坂屋14.8%減

2009年08月03日 / 月次

J.フロントリテイリング(2098年2月期売上高:1兆966億9000万円)が8月3日に発表した7月度の売上速報によると、大丸の売上高は百貨店事業合計で前年同月比で10.5%減、直営店12店合計は10.8%減で推移した。

大丸の店舗では浦和パルコ店が4.1%増、ららぽーと横浜店が0.6%増を確保したほかは軒並み減収となった。最も落ち込みが激しかったのは心斎橋店の14.1%減。7月はクリアランスセールの6月への一部前倒しに伴う反動減などで衣料品を中心に苦戦。ラグジュアリーブランド、宝飾品など高額商品も苦戦し、西日本を中心とした天候不順にも祟られた。

松坂屋の状況は合計売上高が14.8%減となった。店舗別では、名古屋駅店が最も落ち込みが少なく11.4%減、高槻店が最も落ち込み27.8%減。婦人・紳士服が苦戦したほか、中元商戦でも外商の苦戦でギフト全体が低調だった。

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