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吉池と三井不動産は、JR御徒町駅前に「御徒町吉池本店ビル」をオープンした。
1920年(大正9年)創業の老舗「食料品吉池」本店を建替え、駅ビルに一新。敷地面積は1990㎡、延床面積は1万4998㎡、店舗面積は9419㎡で、地下2階~地上9階に11店を集積した。
地下2階~1階に食料品吉池が出店。1階~4階に「ユニクロ御徒町店」、5階、6階に「ジーユー御徒町店」、7階に手芸・洋裁の「ユザワヤ」、8階に6店の飲食店で構成するレストラン街、9階に「吉池食堂」を展開する。
高橋新平吉池社長は「東京の店を開いて94年、駅から雨に濡れないで来れる超一等地の店舗だ。ユニクロ、ジーユー共に最高の売上を達成していただきたい。上野松坂屋の建替えでパルコが出店するなど、大きく地域が変わる中で、弊社も一緒になってお客さまに喜ばれれるように頑張りたい」とあいさつした。
<高橋氏(中央)、果瀬氏(右から2人目)、堤氏(左から2人目)>
ユニクロの果瀬聡グループ上席執行役員は「新宿、池袋に続く、3店目のグローバル繁盛店。地域に根差しながらもグローバルに情報を発信していく。アメ横には外国人のお客さまも多く、日本の買物体験を提供する。ユニクロも30周年を迎えた。吉池さんの90年の歴史にはじない商売をしたい」とあいさつした。
ジーユーの堤邦治営業部リーダーは「御徒町に都内最大級の400坪の店を出店できた。ユニクロ同様に繁盛店になれるようにしたい。地元商店街に愛される店をめざし、商店街とのタイアップキャンペーンも実施する。地域に根差した店舗としたい」とあいさつした。
ユニクロは4フロア合計で売場面積860坪、メンズ、ウィメンズ、キッズなどフルラインナップでシーズンで500~1000型を展開する。約300人のスタッフの内、100人を外国人スタッフで採用。中国語、韓国語、英語に対応する。
目標年商は非公表だが、小川知海店長は「1日、1万5000人ぐらいのお客さんがレジを通過できるように研修をしている」と繁盛店にむけての抱負を語った。
前身マネキン300体を投入したほか、店内の柱回りに大型のデジタルサイネージを12機設置、9つのパネルを合わせた大型デジタルサイネージを2階、3階、4階に設置、各フロアのレジ壁面にも、合計11台のデジタルサイネージを導入し、コーディネート提案や情報発信を強化した。
ジーユーは5階にウィメンズ、6階にメンズとキッズを展開。アクセサリー、グッズを含めた約600アイテムのフルラインナップをそろえた。アメ横を意識し、50%~70%程度の値下げ商品を集積したアウトレットコーナーも設置した。
ユニクロにはないファッションを打ち出すことをひとつのテーマに掲げ、店内各所にマネキンを設置し、着こなしのイメージが持ちやすい売場を目指した。
そのほか、ファッションアドバイスをする社内有資格者の店員「おしゃリスタ」を5人配置し、お客の予算や要望にあわせ、全身のコーディネートなどファッション相談に対応できる体制を整えた。
7階のユザワヤは、店舗面積約250坪、取扱アイテム数約5万8000SKUで出店。標準店として位置づけで、主力の手芸・洋裁用品のほか、イージーオーダースーツ、オーダーカーテンなどのインテリア用品もそろえた。
8階、レストランフロアには、中華料理、韓国料理、イタリアン、お好み焼き、洋食ビストロと和洋中それぞれの専門店6店を集積した。
9階の吉池食堂は、230坪で展開。店内には、洋風のバルカウンター、和風の焼き物カウンター、寿司カウンターを設置。100人までの宴会に対応する大宴会場、1部屋12人が利用できる個室、3室、小上がりの野掛け席77席など、合計300席を配置した。
吉池の直営食堂で、食材や酒類の一部は、食料品の吉池でも購入できる商品を使用しているという。
店舗概要
所在地:東京都台東区上野3-27-12
交通:JR御徒町駅前
敷地面積:1990㎡
延床面積:1万4998㎡
店舗面積:9419㎡
構造:地下2階、地上2階
店舗数:11店
駐車場:約60台
営業時間:吉池9時30分~20時30分
ユニクロ・ジーユー10時~21時
ユザワヤ10時~20時
飲食フロア11時~23時
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