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西武渋谷店/アート&デザインをテーマに、8月21日リニューアル

2015年07月30日 / トピックス商品店舗

西武渋谷店は8月21日、アート&デザインをテーマに8年ぶりのリニューアルを実施する。

世界的なアーティストやデザイナー、建築家がA館1階入口、A館3階・5階、B館5階のフロアデザインを担当。現在のストアメッセージ「Art meets Life」を先鋭化させ、高感度な全く新しいコンセプトに基づく情報発信拠点、各売場を構成する。

<アートゲート>
アートゲート
(C)Carsten Nicolai.chromaactor.2015

2020年以降に予定される渋谷エリア再開発へ参画するステップと位置づけ、A館1階入口を全く新しい「音と映像」で演出。世界で活躍する音楽・映像アーティストのカールステン・ニコライ氏を起用し、入口にある高さ2.8~3.3mの柱4本の全面に、LEDビジョンを組み込み映像アートを展開。

映像アートは、人の動き、エリアの気温、月からのパルスを取り込むことで変化。365日、毎秒同じ映像は流れない、「一期一会」の音と映像の新体験を提供する。

<A館3階の遊園地イメージ>
A館3階の遊園地イメージ

A館3階は、ファッションに敏感な30歳代女性に向けて、自主編集売場「キートゥースタイル」で高感度なコンテンポラリースタイルを提案。渋谷店発のコンテンポラリーファッションや、才能ある次世代デザイナーを発掘し育成する。

環境コンセプトは、ヨーロッパの公園に隣接した「遊園地」。世界で活躍するデザイナー佐藤オオキ氏とコラボレーションし、新たな驚きのあるアート&デザインと高感度なファッションの融合を目指す。

同じく佐藤オオキ氏が環境デザインに関わった、B館3階の自主売場「コンポラックス」とブリッジでつながり、グローバルなコンテンポラリーゾーンを形成する。

<A館5階の宮殿イメージ>
A館5階の宮殿イメージ

A館5階は、渋谷に集まる人との関わりや精神的な学びに価値観を置き、エシカルな消費スタイルで意識の高い50代オトナ女性を意識して構成。

女性の活躍推進により、この世代のエグゼクティブキャリアは、仕事・遊びを通じ、パワフルに消費をけん引していることに着目。高感度なオトナに驚きを提供する売場づくりとして、女性の建築家の永山祐子氏を起用した。

A館5階のコンセプトは「宮殿」で、全く新しいコンセプトが連絡ブリッジでB館5階のメンズフロアにもつながる。

<B館5階の博物館イメージ>
B館5階の博物館イメージ

B館5階のメンズフロアのターゲットは、自分自身のスタイルを探し、創り、楽しむオトナたち。

A館5階レディースフロアから連絡通路でつながるフロアに対し、永山氏が見出した環境コンセプトは、パレスを居抜いたヨーロッパの「博物館」。

全体を大人っぽい照明や落ち着いたマテリアルとカラーリングで、シックでクラシカルな印象に統一した。「上質カジュアル」「ライフスタイル雑貨」「ビジネスパーツ」「ホビースタイル」などを編集テーマにセレクトした商品を紹介する。

施設概要
所在地:東京都渋谷区宇田川町21-1
TEL:03-3462-0111(大代表)
売場面積:4万3236㎡(5館合計)
2015年2月期売上高:402億1100万円(1.8%増)

■西武渋谷店
https://www.sogo-seibu.jp/shibuya/

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