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ローソン/9月から書籍販売を強化

2015年08月26日 / トピックス商品店舗経営

ローソンは9月28日から順次、全国の約1000店のローソンに書籍専用の商品棚を導入し、書籍の販売を拡大する。

<書籍販売のイメージ>
書籍販売のイメージ

街の書店が年々少なくなり、本を手に取って選ぶ機会が減っているなか、身近なコンビニエンスストアで書籍を販売することでお客の利便性向上につなげる。

設置が可能で売上が見込める約1000店で順次、導入する。

通常のローソン店舗ではコミックを除く書籍は10~20アイテムほど販売しているが、今回導入する書籍販売専用の商品棚では、小説文庫や雑学文庫、ビジネス書、料理・健康の実用書など、「人気の本」約75アイテムを取りそろえる。

2014年6月から秋田や千葉などの一部店舗で専用の商品棚で書籍販売を行った結果、雑誌と書籍を合わせた売上高は約1割増加した。

共通ポイントサービス「Ponta」の購買データ分析によると、書籍を購入したお客の来店リピート率(再来店の確率)は通常のお客さまより約20ポイント高く、来店客数の増加につながることが分かったという。

なお、2015年版出版指標年報(全国出版協会・出版科学研究所)によると、全国の書店数は2003年の20,880軒から2013年には1万5602軒へと、10年間で約4分の1減少した。

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