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ニトリが、中価格帯商品の開発を強化している。
一昨年から始めた施策で、中価格帯の商品構成比が約50%なり、客単価で5%程度の改善効果があったという。
24日、プランタン銀座にオープンした「ニトリ銀座店」で似鳥昭雄社長が明らかにした。
似鳥社長は、「『お、ねだん以上。』をテーマに、低価格帯の商品と中価格帯の商品を展開してきたが、リーマンショック以降、8回の値下げを行った。そのため、低価格帯の商品が増え、中価格帯の商品構成比が下がっていた。一昨年から商品構成を見直しを進め、ようやく去年ぐらいに原点に近い数字に戻った」という。
高価格帯の商品展開については、「8割の人が含まれる大衆に向けた商品を提案するのがニトリだ。2割の人が購入する高価格帯の商品を提案するには、店舗の大きさも商品も足りない。今後も低価格帯から中価格帯の商品開発に専念する」と語る。
大塚家具が話題となったことやイケアが出店数を拡大している点については「インテリアやホームファッションの話題が増えることは良いことだ。イケア、大塚家具を含め良い状況となっていると思う」と述べた。
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