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農林水産省/地域流通モデル構築支援事業を公募

2009年06月09日 / トピックス

農林水産省は8日から、地域流通モデル構築支援事業の公募受付を開始した。公募締め切りは29日。

同事業は、商店街の「シャッター通り」に象徴される食料品小売店の減少をくいとめ、商店街の活性化を図るため食料品小売店が商店街の空き店舗などを活用し、地元の農林水産物を安定的に販売する取組に必要な地域流通モデルの構築を図るもの。

同事業で公募するのは、学識経験者、食品流通業団体の関係者などで構成される検討委員会で、地域流通モデル構築支援事業の総合企画、モデル事業の選定、モデル事業終了後の効果把握、評価・分析のとりまとめと、モデル事業の実施に必要な支援を行う「モデル検討事業」。

また、モデル事業ごとに企画検討会を開催し、具体的な取組内容やスケジュールについての検討、検討結果に基づいたモデル事業の実施を行う「モデル実証事業」の2種類。優良事例集の作成も行う。

モデル実証事業では、農家と小売店を仲介するコーディネイターの活用、空き店舗の改装、機器類など設備のレンタルなどを支援する。公募内容は課題提案書などを審査委員会で審査し、10日には事業説明会も実施する。問い合わせは農林水産省総合食料局流通課商業指導班調整係で受け付けている。

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