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理美容市場/2015年度の規模は2兆1658億円

矢野経済研究所は4月26日、理美容市場に関する調査をまとめ、2015年度の理美容市場規模(事業者売上高ベース)は前年度比0.5%減の2兆1658億円になった。

消費マインドの緩やかな回復に伴い、理容市場では客単価下落の改善がみられた。美容市場では、ヘアケアカテゴリーを中心としたヘアケア・スカルプ系の施術とホームケア商品の物販の売上げは伸長している。

2016年度の理美容市場を0.5%減の2兆1550億円と予測している。

2015年度市場の内訳は。理容市場が6438億円(0.5%減)、美容市場が1兆5220億円(0.4%減)。

理容市場は、理容店舗数の減少、来店サイクルの長期化、低価格サロンの台頭による客単価下落などが危惧されるが、身だしなみを整える習慣は根強く、小中学生からサラリーマン、中高年世代にまで幅広く利用されている。

消費税増税を契機とした施術価格の改訂時には、多くの理容店が施術内容の充実とセットメニュー化によるお得感の訴求をしており、落ち込みは軽微にとどまった。

美容市場の内訳は、パーマネント市場が3695億円(0.9%減)、セット市場が580億円(0.5%減)、カット市場が2930億円(0.2%減)、美容のその他市場が8015億円(0.2%減)であった。

美容市場も、来店サイクルの長期化、誘客目的の割引クーポンを導入するサロン増加による実勢価格の低下など、客単価の下落による微減推移が続いている。

施術価格の改訂に踏み切るサロンもみられるが、顧客獲得競争が激しさを増す中で、固定客離れを起こす可能性も少なくないため、価格改訂に踏み切れないサロンが多いのが現状。

一方で、ヘアケアカテゴリーを中心とした、ヘアケア・スカルプ系の施術とホームケア商品の店頭での物販の売上げは伸長している。

大手サロンチェーンでは、今まで以上にブランドと顧客階層を細分化し、施術の質と量の最適化や想定顧客毎のクラス分類によるブランディングを進行させている。

中・高価格帯で付加価値サービスの提供に重点を置いてきたサロンチェーンでは、成長を続ける低価格サロンチェーンの市場からも顧客を獲得する戦略が求められており、持続的な事業成長のための重要な取り組みとなっている。

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