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和洋菓子・デザート類市場/21年度は2兆1419億円、ギフト需要が低調

2022年05月16日経営

矢野経済研究所は5月16日、和洋菓子・デザート類市場に関する調査の概要を発表した。

国内の和洋菓子、デザート類市場を調査し、製品セグメント別の動向、チャネル別の動向、参入企業の動向など明らかにしたもの。

<和洋菓子・デザート類市場規模推移・予測>
和洋菓子

和菓子、洋菓子、デザート類(ヨーグルト、プリン、ゼリー、その他チルドデザート類)、アイス類(アイスクリーム類、氷菓)を合計した2020年度の和洋菓子・デザート類市場規模(メーカー出荷金額ベース)は前年度比6.2%減の2兆1421億円と推計している。

同社は「2020年度はコロナ禍で急速に市場環境が変化し、以前まで好調に推移していた、国内外の観光客や出張客などによる土産需要が大幅な減少を余儀なくされ、和菓子、洋菓子ともに、製造小売り系企業が厳しい事業環境下に置かれた」と分析している。

2020年度の和洋菓子・デザート類市場規模における流通チャネル別構成比は、量販店が40.8%、コンビニエンスストア(CVS)が23.2%、百貨店が14.0%、専門店・路面店(SC内専門店含む)が7.2%、通販が4.8%、駅関連が2.3%、SA・PAが0.9%、空港が0.3%、その他が6.5%となった。全般的なギフト需要の縮小に伴い、そういった需要が多い百貨店が構成比を落とした。

<2020年度の和洋菓子・デザート類市場の流通チャネル別構成比>
流通チャネル別構成比

そのほか、観光土産などの手土産需要の縮小に伴い、駅関連、空港、SA・PA(高速道路のサービスエリアなど)などの交通拠点も大きく縮小した。一方、身近なところで買い物ができる量販店・スーパーは好調に推移したという。

21年度も横ばいの2兆1419億円と予測

2021年度の和洋菓子・デザート類市場(メーカー出荷金額ベース)は、前年度横ばいの2兆1419億円と予測している。2020年度と同様に、コロナ禍で在宅時間の増加、外出機会の減少から、手土産などのギフト需要が低調な状態が続いた。

特に、断続的な緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が発出されたことや、夏の第5波の影響も大きかったとみている。

■調査要綱
調査期間:2021年11月~2022年2月
調査対象:和菓子・洋菓子・デザート・アイス類のメーカー、卸売業、小売業、その他関連団体など
調査方法:同社専門研究員における直接面接取材(オンラインを含む)および、電話取材、アンケート調査、文献調査併用

■問い合わせ先
https://www.yano.co.jp/

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