サントリー/「天然水」ブランドから初の緑茶、若年層取り込む
2019年03月19日 14:30 / 商品
サントリー食品インターナショナルは4月16日、「サントリー天然水 GREEN TEA」(希望小売価格税別160円、600ml)を発売する。
茶ユーザーを見てみると、50~60代を中心とした急須茶になじみが深く、緑茶ならではの苦渋味を好む層(急須茶世代)と、20~30代を中心とした急須茶になじみが薄く、すっきりとした味わいを好む層(非・急須茶世代)がいることがわかった。
急須茶世代が、緑茶カテゴリー内で商品を選択・飲用している一方で、非・急須茶世代は、緑茶以外に水や麦茶、ブレンド茶など、すっきりとした飲料を併飲している。
その背景は、SNS疲れ、働き方の変化、育児や家事などストレスが溢れる中で「ストレスや息苦しさから解放されたい、気分をリフレッシュしたい」という気持ちを持っているからだと考え、「天然水」ブランドの持つ「清々しくて気持ちいい」というイメージを活かした、新時代にふさわしい緑茶を開発した。
素材へのこだわりとして、清冽な「サントリー天然水」と京都福寿園の茶匠が厳選した国産茶葉を100%使用している。
低温抽出製法などを活用し、カテキン溶出量を抑制して苦渋味の少ない軽やかな味わいに仕上げ、「酵母エキス」により鮮やかな緑色の液色を維持する同社の新技術を採用した。
また、緑茶に含まれる香気成分である「リナロール」により、爽快な香りを実現し、「ストレスフリーで気持ちいい」と感じられる中味を目指した。
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