ビックカメラ/富士吉田市で新規事業「天然水の定期便」開始
2021年03月08日 12:20 / 経営
ビックカメラは3月8日、グループ会社のビックライフソリューションを通じて、新規事業として山梨県富士吉田市において飲料用天然水の宅配サービスを2022年開始すると発表した。
3月8日、採水工場建設予定地の富士吉田市と「地下水を活用した事業の実施に関する協定」を締結しており、開発に伴う諸手続きが済み次第、2022年のサービス提供開始に向けて工場建屋工事に着手する。
工場は延床面積4600m2、生産能力月間80万本以上の見込み。太陽光パネルの設置、廃熱を利用できる暖房の採用を予定しており、地域環境に配慮した運営を行う予定だ。
ビックカメラは、グループ共通理念である「お客様第一主義」を実践、企業理念にある「より豊かな生活を提案する」ため、おいしく、安全な富士山の天然水を配達するという新サービスを提供するもの。
富士吉田市とは地下水活用事業における、積極的な地域市民の雇用、市の良好な地下水・自然環境に関して市内外への周知活動、地域とつながるボランティア活動への参加を通じた地域との関係構築、災害時における飲料水などの優先的な提供・運搬協力などについて連携する。
■工場概要
事業会社:ビックライフソリューション
所在地:山梨県富士吉田市上吉田
敷地面積:約2万m2(予定)
工場棟:生産ライン・自動倉庫・事務所
延床面積:4600m2(予定)
構造:鉄骨造・2階建て
設計施工:芙蓉建設(山梨県富士吉田市)
生産ライン:最大2400本/時(9.5L宅配水用ボトル、2ライン予定)
生産能力:月間80万本以上
従業員数:約40人予定
稼働開始:2022年度予定
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