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ヤマキ/「割烹白だし」5年連続2ケタ成長達成、売上過去最高に

2019年04月23日 14:20 / 商品

ヤマキは4月19日、ロングセラー商品「割烹白だし」500ml(税別380円)の2018年度の販売金額が前年比27%増となり、5年連続2桁成長し過去最高の売上となったと発表した。

<販売金額の推移>
販売金額の推移

「割烹白だし」は、鰹一番だしの上品な香りとうま味をきかせた万能タイプの液体調味料。

「1994年の発売以来、削りたてのかつお節からとった濃厚なだし感や、薄めるだけで味が決まる簡便性が支持され、今年で発売25周年を迎える。伸長している白だしカテゴリーの中で、『割烹白だし』はシェアNo.1を獲得しており、市場の成長をけん引している」(同社)。

<割烹白だし>
割烹白だし

2018年2月から、従来の瓶容器から、お客の使いやすさを考え、ペットボトルに変更。新ボトルには、くびれ部分が握りやすい「くびれボトル」を採用した。

より持ちやすく、調理時の負担が軽減されるようにデザインした。キャップシールの装着やそそぎやすい形状のキャップ、分別しやすいラベルなどの工夫を施し、より日々の料理に取り入れやすい形状が支持を得た。

<白だしさっと煮>
白だしさっと煮

2018年4月からは、俳優の岡田将生さんを起用した新CMを全国で放映。CM中で岡田さんが調理する「白だしさっと煮」は、フライパンを使って煮込み時間10分以内で作れる手軽な料理とした。

働く女性や若い主婦を中心とした、「時短」に対するニーズの増加に合わせて提案した「白だしさっと煮」は、手間がかかるイメージの煮物も簡単に作れると好評となった。

そのほか、割烹白だしを一年中使えるよう、多様なレシピを訴求した。

<多様なレシピを提案>
多様なレシピを提案

うどんや卵焼きなど定番メニュー、旬の食材を活かしたメニューに加え、18年の春夏シーズンは麺類を中心とした冷たいメニューを提案することで、「白だし=あたたかいメニューでの使用」という従来のイメージから使い方の幅を広げた。

秋冬シーズンには、白だし一本で仕上がる鍋メニューを中心に訴求。食べたい分だけで作れて、好みの濃さに調整でき、つゆが足りない時や〆にもさっと足せると好評となった。

ヤマキの公式レシピサイト「おいしいレシピ」には、和風・洋風限らず、定番料理から意外性のあるメニューまで幅広く、多様なレシピを掲載している。

今後もヤマキは、プロモーションの強化などさまざまな施策を行うことで、より多くの人に「割烹白だし」の美味しさと手軽さを伝える。

■「割烹白だし」レシピ特設ページ
http://www.yamaki.co.jp/basis/recipe/

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