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キリン/ブルックリン・ブルワリー販売目標1.5倍、都内に世界初旗艦店

商品/2019年05月22日

キリンビールは5月22日、米国の人気クラフトビールメーカー「ブルックリン・ブルワリー」の2019年の販売量を前年比1.5倍にすると発表した。

<米国の人気クラフトビールメーカー「ブルックリン・ブルワリー」>
ブルックリン・ブルワリー

同日、都内で行われたブルックリン・ブルワリー・ジャパンの2019年戦略発表会で、平岡敬規社長が明らかにしたもの。

「ブルックリン・ブルワリー」は、1988年、元AP通信の新聞記者スティーブ・ヒンディと銀行員のトム・ポッターによってNYブルックリンで設立されたブランド。

こだわりのある多様なビールを生み出し、ブルックリンの街の再生にも大きく貢献している。

キリンビールは、2016年10月ブルックリン・ブルワリーと資本提携を発表し、2017年2月ブルックリン・ブルワリー・ジャパンを両社の共同出資で設立した。

2017年3月から、基幹商品「ブルックリンラガー」を発売開始し、以後飲食店向けなど業務用販路を開拓している。

<尹恵楨ブランドアンバサダー、平岡社長>
尹恵楨ブランドアンバサダー、平岡社長

平岡敬規社長は、「ブルックリン・ブルワリーは起業家精神、コミュニティの再生、職人が生む多様な商品が魅力のブランド。日本では、現在若い人を中心に、クラフトビールが人気になってきているが、アメリカと同じく、音楽、古本などアートとコラボしたイベントを開催するなど、製品に止まらないブランドの文化やコンセプトに共感してくれるお客様を増やしたい」。

「今年後半~来年前半には、都内に世界初の旗艦店のオープンも予定しており、ファンづくりを強化していく。日本市場にブルックリン・ブルワリーの精神を伝え、『いつもの場所で、とりあえずビール』の日本のビール市場を変えたい」と意気込みを語った。

<日本のクラフトビール市場のポテンシャルは高い>
日本のクラフトビール市場
※出典:ブルックリン・ブルワリー・ジャパン2019年戦略発表会資料

ブルックリン・ブルワリーは現在世界32カ国に展開しているが、アメリカ本国を含め、初のフラッグシップ店の出店となる。出店場所や時期は未定。

アメリカより早くクラフトビールが普及した日本市場のポテンシャルを見込み、文化、スタイル発信によるブルックリン・ブルワリーの世界観を伝え、ファンの醸成を目指す。

また、2019年の販売量目標を達成するため、料飲店に向け、数種のクラフトビールを提供できるビール・サーバー「タップ・マルシェ」の導入を働きかける。

従来の営業パーソンの営業以外にも、ブランドアンバサダー制度をとり、製品の持つ背景などをきめ細かく、取引先に伝え、ファンになってもらう取り組みも進めている。

ワインなどのような展示会形式の営業、気軽に店舗に取り入れられる瓶タイプの商品も好評で、料飲店以外のブックカフェ、コインランドリーなど先入観を持たずに、新たな販路を開拓していく。

商品は、「ブルックリンラガー」(公式通販サイトDRINX価格:瓶6本セット、税込2480円)のほか、2019年2月「ブルックリンソラチエース」、4月「ブルックリンディフェンダーIPA」を発売し、6月3日には夏季限定商品「ブルックリンサマーエール」(瓶、アルコール分5%、355ml)を発売する。

料飲店では通常のビールに比べ、200~300円高い価格帯での導入を見込んでいる。

<ブルックリンサマーエール>
ブルックリンサマーエール

「ブルックリンサマーエール」は、すっきりと飲みやすいペールエールで、華やかなバラの花のような香りを楽しめる。

柑橘類やベリーを使ったビアカクテルもお勧めだという。

平岡社長は「渋谷、原宿、下北沢のビアガーデンなどで、ブルックリン・ブルワリーブランドの理念と文化に共感してもらえるようなイベントを開催する。キリングループでも初の本格的なファンベースのマーケティングを取り入れ、新しいお客様の開拓とともに、ビールから離れてしまったお客様も再度取り込みたい」と話している。

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