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和洋菓子・デザート類市場/2018年0.6%増の2兆2907億円

矢野経済研究所は1月29日、和洋菓子・デザート類市場に関する調査結果を発表した。

調査によると、和菓子、洋菓子、デザート類(ヨーグルト、プリン、ゼリー、その他チルドデザート類)、アイス類(アイスクリーム類、氷菓)を合計した2018年度の和洋菓子・デザート類市場(メーカー出荷金額ベース)は、わずかながら前年度を上回り、2兆2907億円(前年度比0.6%増)で着地した。

中でも洋菓子は焼菓子人気の高まりのほか、特に製造小売系において、積極的な新業態開発と出店攻勢により、大きく売上高を伸ばした企業が複数存在したことが全体をけん引した。

<和洋菓子・デザート類市場規模推移>
和洋菓子・デザート類市場規模推移

2019年のスイーツ市場は、久々に、バスク風チーズケーキというヒット商品が生まれた。大手コンビニエンスストア(CVS)チェーンが開発した商品のヒットに続き、多くのメーカーが追随品を投入し、流通系洋菓子市場は一気に盛り上がった。

製造小売系洋菓子市場でも、バスク風チーズケーキに特化した新業態の開発や、新商品投入が見られるようになった。ここ数年、コンビニスイーツ市場はやや一服感がみられていたが、久しぶりに活況となっている。

2019年度の和洋菓子・デザート類市場(メーカー出荷金額ベース)は、1.2%減の2兆2628億円と予測する。2019年は冷夏だったことから、2018年度に市場の押し上げ要因のひとつとなったアイス市場が前年割れになる可能性が高いことを考慮した。

同じく2018年度の押し上げ要因であった洋菓子市場については、バスク風チーズケーキなどのヒット商品が生まれ、流通系洋菓子は市場拡大が見込まれるが、製造小売系洋菓子については、前年度に出店攻勢をかけた企業の反動が想定されることから、流通系が製造小売系をカバーするものの、ほぼ横這いの見通しとなっている。

<2018年度の流通チャネル別構成比>
2018年度の流通チャネル別構成比

調査対象は、和菓子・洋菓子・デザート・アイス類のメーカー、卸売業、小売業、その他関連団体など。2019年10月~12月に、専門研究員における直接面接取材、電話取材、アンケート調査、文献調査を併用して実施した。

調査における和洋菓子・デザート類市場とは、和菓子(どら焼きや大福などの生菓子や半生菓子、干菓子、焼菓子等)、洋菓子(ケーキやシュークリームなどの生菓子や半生菓子、焼菓子等)、デザート類(ヨーグルトやプリン、ゼリー、その他カップデザート類等)、アイス類(アイスクリームや氷菓等)の4分野を対象とし、メーカー出荷金額ベースで市場規模を算出した。2018年度までのアイス類市場規模は、日本アイスクリーム協会から引用した。

市場に含まれる商品・サービスは、和菓子(製造小売系・流通系)、洋菓子(製造小売系・流通系)、ヨーグルト(ソフト・プレーン・ハード・ドリンク)、デザート(プリン・ゼリー・その他チルドデザート)、アイス類(パーソナル・マルチパック・プレミアム・業務用)。

■和洋菓子・デザート類市場に関する調査(2020年)
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2369

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