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イオン/植物置き換え食品「ベジティブ」強化、環境配慮ニーズ対応

2020年09月30日 16:50 / 商品

イオンは10月6日、全国の「イオン」「イオンスタイル」「イオンスーパーセンター」「マックスバリュ」など約2000店舗で植物置きかえ食品「Vegetive(ベジティブ)」シリーズを本格展開する。

<植物性原料に置き換えたスパゲッティ>
植物性原料に置き換えたスパゲッティ

10月6日から肉・魚・牛乳などを植物性原料に置き換えたスパゲッティ、パスタソースなどを販売。「ひよこ豆と玄米からつくった スパゲッティタイプ」(税別298円、240g)、「豆乳からつくった クリームソース」(128円、80g)、「大豆からつくった ボロネーゼ」(128円、80g)をラインアップした。2020年上期発売商品と合わせシリーズ9品目がそろう。

<植物置き換え食品「ベジティブ」>
植物置き換え食品「ベジティブ」強化

生産時に排出される温室効果ガスや必要な穀物、水の量など地球に与える負荷が少ない「植物性たんぱく質」を中心に、さまざまな植物性原料に置きかえた食品に関心が高まっている。

20~30代の環境に貢献する商品の要望、健康志向では20~30代のボディメイク・栄養価への関心、50代以降の生活習慣病対策など植物性原料の食品に対する様々なニーズがある。動物性原料より、植物性原料の食品を選択する流れがグローバルから日本にも起きていることに対応した。

9月30日オンラインで開催されたイオンの環境取り組みに関する説明会及び植物置きかえ食品の新シリーズ発表会で、和田浩二イオントップバリュ・取締役マーケティング本部長は、「2020年上期に肉の代わりに大豆原料を使用したハンバーグ、生乳のかわりに、豆乳とココナッツオイルを原料としてつくったシュレッド、豆乳ヨーグルト、豆乳プリンを発売し、好評を得ている」。

「ビーガンまで行かなくても、毎日続けられる価格で、気軽に植物性原料の食品を取り入れたいニーズがあり、植物置き換え置き換え商品は世界的にも2023年には5兆8000億円規模の市場に成長する見込み。今後、既存の各売場にさまざまなカテゴリーのVegetive商品を投入する」と説明した。

Vegetiveとは「野菜(VEGETABLE)を前向き/積極的(POSITIVE、ACTIVE)に食事に取り入れてほしい」と いう思いを込めた造語となっている。

すでに発売した商品として、「大豆からつくったハンバーグ 柚子おろしソース」(298円、240g・ハンバーグ2個・ソース2袋)、「豆乳とココナッツオイルからつくったまろやかシュレッド」(298円、200g)、「大豆イソフラボン含有 豆乳ヨーグルト プレーン」(178円、400g)、「豆乳からつくったプリン」(98円、90g)などがある。

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