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日清食品/「賞味期限延長・エコ包装」対応のチルド麺品ぞろえ拡大

2021年08月04日 12:00 / 商品

日清食品チルドは8月3日、同社が取り組む環境配慮の商品を積極的に提案する「おいしいeco麺プロジェクト」で、「賞味期限延長」と「エコ包装」に対応したチルド麺の品ぞろえを9月から拡大すると発表した。

<(左)「鍋焼 日清ラ王 豚骨醤油」と「鍋焼 日清ラ王 チャンポン」>

「賞味期限延長」では、新開発の「生めん常温長持ち製法」を使って、生麺の持つ小麦の風味とコシを維持しながら、一般的なチルドタイプ生麺より長い50日間の賞味期限を常温で実現した「鍋焼 日清ラ王 豚骨醤油」(希望小売価格:税抜300円)と「鍋焼 日清ラ王 チャンポン」(同:300円)を発売する。

<(左から)「従来のピロー包装」(トレーあり)と「折線ガゼット包装」(トレーなし)>

一方、「エコ包装」については、「日清のラーメン屋さん」ブランドの全商品(鶏ガラしょうゆ2人前、まろやか信州みそ2人前、香味野菜しお2人前、博多風豚骨2人前、豚骨しょうゆ2人前)で、包装形態を従来の「ピロー包装」から「折線ガゼット包装」に変更し、プラスチックトレーを廃止した。

「折線ガゼット包装」は、パッケージに折線を入れてマチを作ることで、トレーを使わなくても型崩れが起きず自立する包装形。今回の包装形態の変更で、2021年度は年間で約15トンのプラスチックトレーの削減を見込んでいる。

日清食品チルドは、「おいしいeco麺プロジェクト」を2020年9月から開始。プロジェクトでは「賞味期限延長」「エコ包装」「エコ調理」に取り組んでいる。

<「おいしいeco麺」のマーク(例)>

同社では、今回の施策に加えて、「賞味期限延長」「エコ包装」「エコ調理」の対象商品のパッケージに、取り組みの内容を記載した「おいしいeco麺」のマーク(5種類)を付けることで、環境配慮商品の消費者への訴求も積極的に行っていく。

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