イオンリテール/飲食向け「活魚車」小売で活用、高鮮度の鯛を販売
2021年12月22日 12:30 / 商品
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イオンリテールは2022年1月5日、東京・神奈川・千葉・山梨の「イオン」「イオンスタイル」など80店舗で、愛媛県から活魚車で豊洲に運んだ真鯛を当日中に加工・店頭販売する取り組みを開始する。
活魚は、比較的高級なすし店や料亭などが主な販路となる。これらの飲食店は会食・宴会などの需要が主であることから、その需要は現在のところ回復途上だという。
そのため、魚を生かしたまま運ぶトラック「活魚車」による輸送に余剰が発生し、産地の収入に影響が生じている。今回、真鯛を活魚車で運び豊洲で活〆、店舗で販売する新たなバリューチェーンを構築。顧客に鮮度の高い魚を届け、同時に産地の経済活性化に貢献する取り組みをスタートする。
豊洲市場が加工を行い、愛媛県漁業協同組合宇和島支所が輸送を担う。
活魚車は、販売前日の昼ごろに愛媛を出発し、その日の夜に豊洲市場に到着。日が変わり、販売当日の未明に加工を行い、早朝豊洲市場から店舗に向けて配送する。
毎週金曜日・土曜日に販売予定となっている。
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