良品計画/天然素材「ヘンプ」を使用した15アイテム発売
2023年03月02日 14:58 / 商品
良品計画は3月7日、環境負荷の少ない天然素材「ヘンプ」を使用した衣料品を拡大し、今春~夏に計15アイテムを全国の無印良品とネットストアで順次、発売する。
<天然素材「ヘンプ」使用アイテムを展開>
同社は、「感じ良い暮らしと社会」の実現に向けて、生活の基本を支える商品・サービスを拡充しており、今回の「ヘンプ」を使用した衣料品は、季節に合わせた着心地の良いベーシックな衣料品を、世界の知恵に学び、環境に配慮した天然素材を活かして拡大する取り組みの一環だ。
「ヘンプ」は、麻の一種で、日本でも古くから袋や縄など暮らしのなかで利用してきた馴染みのある天然素材。少ない水や肥料で栽培でき、病害虫にも強いため、農薬をほとんど使用しない自然に近い環境で育つ、環境負荷が少ない植物でもある。生育が早く、約3か月で高さ3メートルほどに生長し、収穫できる。他の麻と同様に、通気性と吸放湿性、速乾性に優れている。素材が丈夫で、生地にハリやコシがあり、洗うほどに柔らかく肌に馴染んでいく。
無印良品では、2021年春夏シーズンから一部店舗とネットストアでヘンプを使った衣料品の販売を開始。これまでにシャツやパンツなどを販売してきたが、今シーズンでは、展開するアイテム数を拡大し、紳士、婦人合計15アイテムを無印良品の全店舗とネットストアで販売する。
ヘンプの通気性、速乾性の高さを生かし、蒸し暑い日本の夏を過ごしやすくする、涼やかな着心地が特長。素材の持つ雰囲気を活かし、適度なゆとりを持たせたシルエットに仕上げたという。紳士アイテムはシャツやセットアップにもなるジャケットやパンツ、婦人アイテムは清涼感のあるニットやシャツ、ブラウス、フレアスカートなどの幅広いアイテムを取りそろえ、素材の色を生かした生成などを中心に、ナチュラルなカラーを展開していく。
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