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良品計画/環境負荷が少ない竹材の収納用品・家具を発売

2023年02月22日 11:20 / 商品

無印良品を展開する良品計画は2月23日、生育が早く環境負荷が少ない素材である竹を使った収納用品10種類、収納家具5種類を全国の無印良品とネットストアで発売する。

無印良品は1980年の誕生以来、「素材の選択」、「工程の点検」、「包装の簡略化」を守りながら商品をつくり続けている。竹は、植物の中でも成長が非常に早い資源であり、短期間で多くのバイオマスを生産できる。CO2を吸収して酸素を放出することができ、地球温暖化防止の観点から注目されている。また、丈夫でしなやかな特性は、収納用品や収納家具の素材としても適している。

<竹材の収納用品と家具>
竹材の収納用品と家具

収納用品では「重なる竹材整理ボックス」3種と、リニューアル商品「重なる竹材長方形ボックス」7種を発売する。整理ボックスは、片手で持てるサイズのため、持ち運びできる小物入れとして便利。一方、長方形ボックスは、無印良品のモジュール(標準寸法)にあったサイズで作られているため、スタッキングシェルフなど、無印良品の収納家具にぴったり収まる。また、フタも販売しているため、積み重ねて収納することもできる。

収納家具は、タオルハンガーとラック4種を発売する。竹は繊維質でしなりに強く細い材でも強度があるので、竹材を使った家具や収納は、軽く、移動が便利。柔らかな質感と天然素材ならではの風合いがあることから、リビングやダイニングなど暮らしの中で見える場所で使いやすく、経年変化を楽しめる。フリーラックやコーナーラックは、コンパクトなサイズで、部屋の小さなスペースに置いて、収納スペースが作れる。「包装の簡略化」という観点から、簡易包装にし、持ち帰りしやすくした。

今後、竹素材の特長を生かして、今年の夏にはさらに、「幅が変えられる室内ハンガー」、「折りたためるスツール」、「踏み台」を発売する予定だ。

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