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ニトリ/全店で羽毛布団のリサイクル回収、10/2~12/31

2023年09月05日 10:00 / 商品

ニトリは10月2日~12月31日、全国のニトリ・ニトリEXPRESS・島忠・島忠ホームズ・ニトリホームズの全店舗(デコホームを除く)で、不要な羽毛布団のリサイクル回収を実施する。

<リサイクルの告知>

ニトリメンバーズ会員向けのサービスで、持ち込み対象品は、ダウン比率50%以上の羽毛布団。ニトリ以外の羽毛布団も対象で、販売元にかかわらず回収する。濡れているものは回収できないが、汚れや穴あきのある商品も回収する。羽毛以外の布団(綿・ポリエステル・羽根など)や、布団以外の羽毛製品(ダウンジャケット・寝袋など)は回収対象外となる。

回収した羽毛布団は、新たな羽毛製品へと生まれ変わる。昨年度、回収した羽毛布団から取り出した「再生羽毛」使用の羽毛布団を、10月上旬から一部大型店舗とニトリネットで、数量限定で販売する予定だ。

グループは、資源の有限性を認識し、その有効活用と循環促進に取り組むことで、資源使用量と廃棄物排出量の削減に努めている。具体的には、「ごみを出さない」「ごみを減らす」「ごみを資源にまわす」企業となることを目指して、廃棄物の排出自体を減らすとともに、排出後においても埋立・単純焼却処分といった資源化されない廃棄物の削減に努め、排出前・排出後の両軸で活動を進めている。

環境への取り組みの一環として開始した「羽毛布団のリサイクル回収」は、家庭で不要になった羽毛布団を、販売元にかかわらず店頭で無料回収し、解体して取り出した羽毛を丁寧に洗浄し、再製品化する取り組み。2021年度の15店舗での回収を経て、2022年度は全店舗へ拡大した。約1.3万人のお客が参加し、持ち込みされた枚数は約2万枚となった。

羽毛は、洗浄し、適切な処理をすれば再活用できる資源でもある。取り組みで回収した羽毛を循環させ、製造工程における新たな羽毛の使用量を減らし、限りある資源を守るころに貢献する。今後もこの仕組みを活用し、ニトリグループは、お客とともに持続可能な未来を目指す。

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