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無印良品/内田洋行とのコラボ「日本の木でできた家具」拡大

2023年09月28日 12:00 / 商品

良品計画は、9月28日、内田洋行との共同開発シリーズを7年ぶりに拡大すると発表した。

<商品イメージ>

2社は2016年、「日本の木でできた家具」を発売。今回、中空パネルを使用した既存品に加えて、新たなパネル2種類を使った家具を企画・商品化した。10月2日から受注を開始する。

フレームや脚として使用するスチールパーツも再設計し、従来販売していたシェルフ、テーブル、デスク、ベンチのアイテム数から約3倍になる。また、今回の拡大をきっかけに、日本国内の森林の資源循環を活性化させるための啓発活動も行っていく。

<三層パネル>

新商品「三層パネル」は、目や手に触れる機会の少ない2、3層目に節あり材や傷がある材を活用することで素材を無駄なく使った板。ラミナと呼ばれる製板を集成して作った薄い板を、繊維方向が直行するように3層に貼り合わせるため、強度・形状保持性が良いのが特徴だという。中国地方の木材を使用した。

<台形集成材>

新商品「台形集成材」は、立木の穂先や間伐材など、丸太の中心で柱が取れない細い木材(小径木)を活用して作られた天板。丸太から台形型のパーツを切り出し、再集成することで、多くのパーツが集まって完成したため、反りや割れに比較的強いのが特徴だという。宮崎県産の木材を使用している。

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