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平和堂/3~8月営業利益は32.3%増、人件費の生産性改善が貢献

2023年09月28日 14:18 / 決算

平和堂が9月28日に発表した2024年2月期第2四半期決算によると、営業収益2079億6000万円(前年同期比2.3%増)、営業利益63億8600万円(32.3%増)、経常利益69億1600万円(24.2%増)、親会社に帰属する当期利益41億2900万円(38.5%増)となった。

平和堂

新型コロナウイルス感染症の位置づけ移行に伴う制限緩和を受けて、外出需要回復や客数増加、継続的な物価上昇による一品単価上昇により、営業収益は増加した。

光熱費の使用量削減に取り組んだ。平和堂単体では、燃料調整費が上昇したが、年初想定より下回り、また使用量も前期比6.2%減と抑えられた。

さらに、広告宣伝費を効果的に運用した。人件費は生産性改善により、販売管理費を抑制することができたため、利益面は大幅な増加となっている。

人件費単価は、毎年2%程度上昇しており、今期は政府主導の大幅な賃上を実現したうえで、人件費は抑制できているという。

通期は、営業収益4270億円(2.7%増)、営業利益130億円(15.3%増)、経常利益141億円(7.9%増)、親会社に帰属する当期利益83億円(10.4%増)を見込んでいる。

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