マツキヨココカラ/初のジェンダーレスに特化したPBコスメブランド「nake」発売
2024年02月07日 14:56 / 商品
マツキヨココカラ&カンパニーは3月11日、プライベートブランドの新コスメ「nake(ネイク)」を発売開始する。2月7日、マツキヨココカラ&カンパニー×伊勢半「新コスメブランド発表会」を開催した。
「nake」は、化粧品メーカーの伊勢半と共同開発した。コロナ禍を経て、すっぴん風ナチュラルメークが人気なことに注目。「隠す・修正することで理想のすっぴんまで近づける」工程を、「ととのえメーク」とネーミングし、「スキンケア以上、メーク未満」の存在としてすっぴんをととのえることに特化した商品をそろえた。
ターゲットは年齢・性別を問わず、理想のすっぴんをかなえたい人と設定した。
マツキヨココカラ&カンパニーの山内太郎執行役員 商品戦略専任部長は、「コロナ禍を経て、男女ともにメークやスキンケアを自己表現のツールとして使う人が増えている。nakeは当社初のジェンダーレスに特化したPBとなる。当社の約1億4000万の顧客接点を生かし、ターゲットを想定した。顧客へのダイレクトマーケティングの自動化も進めており、商品を顧客に広め、新たなメーク市場を創出したい」と意気込みを語った。
同社の売上高におけるPB売り上げ構成比は、約13.1%。2026年3月までには、約15%に成長させる目標だ。
主力PB「matsukiyo」では、マツモトキヨシらしさを追求した商品を開発。メーカーとタイアップしたPBは、商品独自の世界観・機能性を重視してコラボしている。
また、2021年ココカラファインと合併したことで、化粧品の売り上げ構成比が約3割以上と伸びている。自社の豊富なデータを生かし、女性のライフスタイルに寄り添ったPB開発を進めている。
<理想のすっぴんに仕上げるアイテム展開>
※左からマツキヨココカラの和田氏、山内氏、山之内さん、レインボー池田さん、伊勢半の岡あずさ氏
「nake」は、肌本来の風合いを生かしながら、理想のすっぴんに仕上げるアイテムを展開。なめらか肌にととのえるポアプライマー(税込み1430円)、肌の色ムラをととのえるスキンケアベース(1650円)、コンシーラー(1210円)、フェイスパウダー(1870円)、アイブロウペンシル2色(各1540円)、アイブロウマスカラ2色(各1100円)、リップバーム2色(各1540円)の全10商品がそろう。
各アイテムは、ニキビの元になりにくいノンコメドジェニック処方。皮フ刺激テスト済みで、洗顔料で簡単に落とせる。
スキンケア感覚で使える「スキンケアベース」、理想の形が簡単に作れるペンシルと、描いたラインを自然になじませるふんわりパウダー、ブラシの3機能が1本にまとまった「3in1 アイブロウ」、皮脂によるべたつきをおさえて陶器肌に仕上げる「オイル ブロック パウダー」など、今のすっぴんをととのえて、理想のすっぴんをかなえるラインアップとなっている。
全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗(一部店舗を除く)と自社オンラインストアで販売予定だ。
2月7日のマツキヨココカラ&カンパニー×伊勢半「新コスメブランド発表会」では、タレントの山之内すずさん、お笑い芸人のレインボー 池田直人さんが、一足早く、「nake」の使い心地を試した。
山之内さんは「他人からどう見えるよりも、自分の満足が大事。nakeですっぴん風メークを楽しみたい」とコメント。池田さんも「どれも使いやすく、3in1 アイブロウは3つの機能が1本にまとまっており、あかぬけた印象の眉になる。ポーチに常備したい」と会場を盛り上げた。
取材・執筆 鹿野島智子
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