愛知県アナログレコード白書/全体の20%は直近1年以内にレコード購入経験あり
2024年08月09日 15:44 / 商品
アナログレコード専門店 Face Recordsを展開するFTF(エフティエフ)は8月7日、名古屋市に「Face Records NAGOYA CHUNICHI BLDG.(以下、名古屋 中日ビル店)」をオープンしたことにあわせて、「愛知県におけるアナログレコードとレコード店に関する意識調査」結果を発表した。
調査によると、「レコードに触れたことがある」と回答した人は全体の76.6%にのぼりました。
一方で「今も持っている」と回答した人も95人と全体の19%存在している結果となった。
また、直近1年でレコードを購入した人のうち、新譜を購入した人は56%だった。新譜を購入するということは音楽シーンやアーティストの最新動向に敏感であることを示し、アナログレコードを購入して楽しむという行為がアクティブなコンテンツとして成立していることを読み解くことができた。
一方で44%は中古レコードを含めてを購入しており、中古のアナログレコードについても依然として需要があることが分かった。新譜をきっかけにアナログレコードに興味を持ち、中古のレコードにも関心が広がっている可能性もある。調査は7月23日、愛知県在住の15歳~99歳の男女を対象にWebアンケートで実施。回答者数は500名だった。
また、日本レコード協会が1月26日に発表したプレスリリースによると、2023年の年間音楽ソフト生産金額は前年比9%増の2207億円で、2年連続増加した。アナログレコード生産金額は34年ぶりに60億円を超えたという市場データからも、アナログレコードの需要が高まっていることが分かる。
さらに、2024年4月23日にオープンした名古屋中日ビル店の3カ月間の売上を分析した。国内外を問わず人気の「FOR YOU/山下達郎」が人気のタイトルトップ5ランクインするのは想定内だったが、1番人気は近年海外からも高く人気を集める大瀧詠一作品だった。
そのほかにもイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)が2タイトル、依然として人気の高い荒井由実(現:松任谷由実)などが名を連ねた。若いころ熱中していたアナログレコードを一時手放してしまったものの最近買い戻している方に人気のタイトル、また若い層が買い始めたタイトルにも両親の影響などで人気を集めた結果が出たものと推測できる。
レコードコレクションを整理する際には、作品の価値を正確に鑑定できる査定スタッフがいるレコード専門店に相談されることを強くおすすめします。レコード専門店の買取りサービスは、大切にしてきたレコードを次の人へバトンタッチし、魅力や感動を伝播させ、カルチャーをつなぐための一つの手段でもある。大切にしてきたレコードが次の人の感動や笑顔につながるよう、フェイスレコードは責任もってそのバトンタッチをサポートするという。
■Face Records NAGOYA CHUNICHI BLDG.
所在地:愛知県名古屋市中区栄4-1-1
中日ビル2階
営業時間:10時~20時
定休日:商業施設に準拠
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