ニトリ/2月期の通販売上高35%増の305億円
2018年03月27日 12:20 / EC
ニトリホールディングスは3月27日、2018年2月期の通販売上高が305億円(前年同期比35.0%増)となったと発表した。
通販事業では、通販サイトの商品画像を刷新したほか、TOPページをリニューアルした。そのほか、ニトリアプリをリニューアルし利便性を向上させた。
第1四半期は25.0%増、第2四半期は36.2%増、第3四半期は39.5%増、第4四半期は39.8%増となった。
白井俊之社長は、「現在、ニトリでは店で買うか、ネットで買うかをお客様に選択してもらう施策をとっている。店舗でもネットへの誘導を進めている。欧米では、店舗のショールーミング化を悪いように評価しているが、ニトリでは事情が異なる。繁忙期は、接客の補完となるほか、ネットで購入してもらうことで店頭在庫が確保できるなど、販売コストが下がる面がある」と述べた。
また、「都市型店舗では、店舗で商品を見て、ネット商品を買う人が多く、ネットへの貢献度が高いという結果が出ている。現在は、通販売上を独立して見ているが、店舗が立地する地区ごとに通販売上高も見る必要があると考えている。そのため、通販事業、物流、店舗、広告が連動できるようなO2Oプロジェクトを新たに立ち上げた」と語った。
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