ラーメン・カレー・定食/2月既存店売上、幸楽苑のみ減、日高屋など7社増
2018年03月27日 12:15 / 月次
ラーメン・カレー・定食8社が発表した2月の月次営業情報によると、既存店売上高はトリドールホールディングス2.4%増、王将フードサービス4.4%増、リンガーハットは8.0%増、ハイデイ日高4.0%増、ペッパーランチ7.6%増、壱番屋4.0%増、大戸屋は1.2%増となった。
幸楽苑のみダウンの6.9%減だった。
■トリドールホールディングス(2017年3月期:売上高1017億円)
既存店の売上高2.4%増、客数0.7%減、客単価3.1%増。
全店の売上高7.0%増。
6店舗出店。全店店舗数918店。
2月は、休日が前年と比べて1日多かったことによる曜日特性の影響が1.5%程度あったものと推測している。
丸亀製麺は、前月に引き続き「鴨ねぎうどん」を販売すると共にテレビCMを放映するなど、引き続き売上・来客数増に向けた施策を実施。
また、オリンピックのテレビ観戦に伴う出控えが客数減に少なからず影響を与えたものとみている。
■王将フードサービス(2017年3月期:750億円)
既存店の売上高4.4%増、客数1.0%増、客単価945円(前年同月915円)。
全店の売上高7.1%増、客数3.8%増、客単価943円(前年同月914円)。
2・3月の新店6店、退店0店、3月末で740店舗の予定。
2月は、 北陸地方では記録的な大雪により複数の店舗が休業を余儀なくされたが、昨年12月に実施した「創業祭」の割引券利用により来客が促進されたこと、1月からスタートした「創業50周年お客様感謝キャンペーン第2弾」も好評で、売上・客数ともに好調に推移した。
■リンガーハット(2017年2月期:438億円)
既存店の売上高8.0%増、客数6.3%増、客単価1.6%増。
全店の売上高9.2%増、客数7.4%増、客単価1.7%増。
出店6、退店6、2月末全店768店。
■ハイデイ日高(2017年2月期:385億円)
既存店の売上高4.0%増、客数2.0%増、客単価2.0%増。
全店の売上高6.8%増、客数4.8%増、客単価1.9%増。
出店3、退店0店舗数413店。
■幸楽苑(2017年3月期:売上高378億円)
既存店の売上高6.9%減、客数7.4%減、客単価0.6%増。店舗数456店。
全店の売上高5.4%減、客数6.6%減、客単価1.3%増。店舗数528店。
■ペッパーフードサービス(2017年12月期:売上高362億円)
ペッパーランチの既存店の売上高7.6%増、客数4.8%増、客単価2.8%増。
全店の売上高15.8%増、客数12.4%増、客単価3.0%増。
国内店舗数145店。
レストラン事業の既存店売上高1.6%増、客数3.2%減、客単価1.7%増。
全店の売上高28.0%減、客数33.2%減、客単価7.8%増。
国内店舗数23店。
いきなり!ステーキの既存店の売上高17.0%増、客数12.7%増、客単価3.8%増。
全店の売上高122.7%増、客数111.9%増、客単価5.1%増。
国内店舗数213店。
■壱番屋(2017年2月期:売上高336億円)
既存店の売上高4.0%増、客数1.8%増、客単価2.1%増。
全店の売上高4.0%増。
出店0、退店5店。店舗数1453店。
客数は、前年に比べて土曜日が1日多かったことや、テイクアウトや宅配が伸びたことにより、増加した。
客単価は、2016年12月から一部商品の価格を改定したことなどにより、アップしている。
■大戸屋(2017年3月期:256億円)
既存店の売上高1.2%増、客数2.7%増、客単価1.4%減。店舗数287店。
全店の売上高2.1%増、店舗数351店。
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