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アスクル/廃棄ロス削減「Go Ethical」で花王グループ商品販売

2022年01月19日 11:20 / EC

アスクルは1月19日から、「Go Ethical」上で、これまで廃棄処分対象にしていた品質に問題のない花王グループ商品の販売を開始した。

<Go Ethicalの概要>
Go Ethicalの概要

一般消費者向け(BtoC)インターネット通販サービス「LOHACO」(ロハコ)が展開する商品廃棄ロス削減を目的とした取り組み「Go Ethical」に、今回、花王グループカスタマーマーケティングが新規参画したもの。まずは第一弾として日やけ止めブランド「ALLIE」の「アリィー エクストラ UV ジェル N〈ミニ〉」の販売から開始し、今後順次、対象商品を拡大する予定だ。

「Go Ethical」は従来廃棄処分していた商品を再販売する取り組みで、シーズンごとに店頭からメーカーへ返品がある中で、品質に問題のない商品を廃棄することなく有効活用して販売している。「エシカルeコマース」を目指すLOHACOでは、SDGsの考え方に基づき、作り手であるメーカーと共創しながら独自の取り組みとして推進している。

2019年11月から開始した「Go Ethical」の取り組みは、商品の廃棄ロスを削減するとともに、購入しやすい価格で販売することで新たなお客の獲得も目指すLOHACOが考える「プロダクト・ライフサイクル」を理想の形にする施策。店頭での品揃えの変更や通常販売の時期が終了したことを理由に従来は廃棄されていた商品を「Go Ethical」で再販売することでブランド価値を損なうことなく、廃棄ロスを削減できる。

開始以降、14社のメーカーが参画し、これまでの累計廃棄削減数は「13万3457個」(2021年12月20日時点)となった。アスクルは取り組みを通じ、サステナブルな暮らしやエシカル消費が広がる中での購買の選択肢として、お客の環境配慮ニーズにも応えるという。

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