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ヨーカドー/オートロック付きマンションでもネットスーパー置き配導入

2023年03月14日 11:51 / EC

ライナフは3月14日、イトーヨーカ堂の運営する「イトーヨーカドーネットスーパー」が、同社の「スマート置き配」を導入すると発表した。

<「スマート置き配」の仕組み>
「スマート置き配」の仕組み

ライナフは、AIとIoTの最新技術を活用した不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」を展開。2021年3月より、オーナー・管理会社に向けて「置き配」の普及と導入を支援する「スマート置き配」を推進している。三菱地所、東急不動産ホールディングスなどのへの導入実績がある。

今回、置き配の普及を通して、再配達およびCo2削減を目指すライナフと、オートロックマンションでも置き配サービスを提供したいイトーヨーカ堂が提携するもの。

両社の提携により、「イトーヨーカドーネットスーパー」において、配達時に各マンションの管理人にエントランスの解錠を依頼するといったこれまでの属人的な運用から、いつでも好きな曜日・時間に置き配を利用できる体制を整備していく。

導入にあたって解錠検証は、2022年の夏に実施した。両社は3月1日に提携を行い、まずは首都圏において開始する予定だ。

「スマート置き配」は、オートロック付きマンションにおいて、スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用いて共用エントランスの鍵をデジタル化することで、受取側があらかじめ指定した場所に配達員が荷物を届けるサービス。配送パートナーごとに認証された配達員のみが入館できる。「スマート置き配」のエントランスの解錠履歴は全て記録される。マンションオーナー・管理組合・管理会社の「初期費用」「月額費用」「工事費用」などは全て無料だという。

オプションで、内覧時など遠隔での解錠など、各種エントランス操作を付与することも可能となっている。

■ライナフ
https://linough.com/

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