消費者庁/ニトリなど4社の糖質カット炊飯器、景品表示法の措置命令
2024年02月08日 17:23 / 行政
消費者庁は2月8日、ニトリ、アレティ、リソウジャパン、アイネクスの糖質カット炊飯器の表示について、それぞれ、景品表示法に違反する行為(同法第5条第1号(優良誤認)に該当)が認められたことから、同法第7条第1項の規定に基づき、措置命令を行ったと発表した。
各社の糖質カット炊飯機能で炊飯することにより、通常の炊飯機能で炊飯した米飯と同様の炊き上がりで、米飯に含まれる糖質がニトリは48%、アレティ59%、リソウジャパン56%、アイネクス33%カットできるかのように表示していた。
4社に対し、表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、資料が提出された。しかし、資料はいずれも裏付けとなる合理的な根拠を示すものであると認められないものであったという。
消費者庁は、4社に、一般消費者にこれら炊飯器の表示が景品表示法に違反するものである旨を周知徹底し、再発防止策を講じることを命じている。
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