- 関連キーワード
- ブックオフ
マーケティングシステムを導入するアクティブコアは、ブックオフオンラインが新たなクラウド型のデータ管理システムを採用したと発表した。
データベースを一元管理し、分析を行い、アクションへとつなげていく、データ管理のプラットフォームとして、プライベートDMP基盤「activecore marketing cloud」を採用した。
多岐に渡っていたデータを一元化し、各サービスを利用する会員を把握し、商品カテゴリ毎の傾向分析、買取から販売までを一連の流れとした会員LTVの可視化を目指した。
「activecore marketing cloud」を導入したことで、商品軸、顧客軸、オンラインのデータを統合した分析を各現場担当者が直接行うことが可能になり、そこからリストを作成し、抽出することで各ターゲット層へのアプローチとその反響分析を実現した。
例えば、コミックを中心に一定層の顧客で「オトナ買い(シリーズ全巻セット)」利用が多く、購入サイクルや一度の購入金額が他とは異なることが把握できた。
顧客層により購入傾向、リピートパターンに違いが大きいことがわかり、商品カテゴリ別にセグメントを設定、特定の層の除外や抽出をすることで、全体の購入金額や購入回数だけでは把握できなかったLTV分析やデシル分析を行えるようになった。
買取においては、有効な商品を多く提供してくれる会員をロイヤリティの高い会員としてターゲティングすることで、効率的な在庫の確保が可能となった。
今後は、このような分析結果を生かし、会員一人ひとりと適切なコミュニケーションを行えるように、WEBサイトやメールのパーソナライズを強化する予定だ。
■問い合わせ
アクティブコア
営業部
TEL:03-6712-8601
info@activecore.jp
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。