銀のさら/宅配ロボットによる寿司の宅配実験
2017年07月14日 13:10 / IT・システム
宅配寿司「銀のさら」などを展開するライドオン・エクスプレスと自動運転技術などの開発を手掛けるZMPは7月13日、歩道走行を目指す宅配ロボット「CarriRo Delivery(キャリロデリバリー)」の実証実験を開始すると発表した。
今回開発したキャリロデリバリーは、宅配やフードデリバリー業界の配達員不足という課題解消に加え、買い物弱者と呼ばれる人々の日々の買い物を手助けする。
キャリロデリバリーは、宅配ボックスを搭載し、レーザセンサとカメラで周囲環境を360度認識しながら最大時速6kmで自動走行する。
遠隔監視を行うと共に必要に応じて遠隔操作を可能にした。
今年8月以降、随時、実証実験パートナー企業と技術面、サービス面の検証を実施する。
第1弾として、ライドオン・エクスプレスと寿司デリバリーサービスに関する実証実験を開始することが決定したという。
現在、日本には、ロボットが歩道を自動走行することを想定した法制度が存在しないため、まずは私有地内での実証実験を実施しつつ、公道での実証実験の実現を目指す。
ロボットの仕様
サイズ:1330mm(全長)x 750mm(幅)x 1090mm (高さ)
重量:90kg
積載重量:100kg
速度:最大時速6km
稼働時間:8時間
登坂力:約8度
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