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マツモトキヨシ/「dポイント」導入、NTTドコモとマーケティング連携

2018年04月18日 16:50 / IT・システム

マツモトキヨシホールディングスとNTTドコモは4月30日、東名阪のマツモトキヨシグループ店舗約850店に、「dポイント」サービスを導入する。

<NTTドコモの吉澤社長、中条あやみさん、マツモトキヨシHDの松本社長>
NTTドコモの吉澤社長、中条あやみさん、マツモトキヨシHDの松本社長

順次全国1600店に展開予定。

マツモトキヨシ店舗で支払いの際に、dポイントカード、dカード、dカード GOLD、dカード プリペイドを提示すると、購入1回につき、購入額100円(税抜)ごとにdポイントが1ポイントとなる。

また、dポイントカードと同時にマツキヨポイントカードを提示すると、マツキヨポイントも貯まるため、1度の買い物で最大2%のポイントが貯まる。

さらに、同日から、マツモトキヨシ店舗・マツモトキヨシオンラインストアで支払いの際に、dカードを利用すると、購入額100円(税込)ごとに、dカード決済で貯まる1ポイントに加え、さらに2ポイント(合計3ポイント)得られる。

<1度の買い物で最大2%のポイントが貯まる>
1度の買い物で最大2%のポイントが貯まる

dポイントカード、マツキヨポイントカードの提示を加えると最大5%のポイントが貯まる。

<Wでポイントが得られる>
Wでポイントが得られる

これにより、両社は、ポイントの属性情報活用により、購買プロセスの可視化、マーケティング領域での協業にも取り組む。NTTドコモがdポイント導入による、大規模なマーケティング戦略の協業を行うのは今回が初めて。

<マーケティング領域での協業にも取り組む>
マーケティング領域での協業にも取り組む

4月18日行われた「dポイントサービス開始発表会」で、NTTドコモの吉澤和弘社長は、「現在、dポイントが使えるのは112社・3万1300店、EC93社・106サイト、ユーザーは6500万人となっている」。

また、「ここにドラッグ大手のマツキヨと組むことにより、日常使いの店でdポイントが使えることにより、顧客利便性が向上する。dポイントの普及により、NTT加入者へのサービスにとどまらず、日本最大級のポイント企業を目指す」と説明。

マツモトキヨシHDの松本清雄社長は、「dポイントの導入により、ポイントカードに関心が高い女性層で、まだカードを持っていないお客様を取り込む。dポイントとマツキヨポイントユーザーは10~40代女性が多く、親和性が高い」。

「購入金額増、買い回り、来店回数アップも期待している。得られたデータにより、若年層のし好や購買に至るまでの行動を分析、相互送客などにも取り組む」としている。

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