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すき家/注文・会計スマホで完結「モバイルオーダー」導入

2019年07月05日 16:50 / IT・システム

すき家本部は7月5日、牛丼チェーン店「すき家」で「モバイルオーダー」サービスを開始した。

<モバイルオーダーのイメージ>
モバイルオーダーのイメージ

「モバイルオーダー」とは、商品の注文、会計をお客のスマートフォン上ででき、レジの待ち時間が不要になるサービス。ショッピングセンター内を除く、全国の約1700店に導入する。

「すき家公式アプリ」を事前にスマホにダウンロードすると、商品の注文から会計までスマホ上で完結する。

アプリ内に表示された商品を選び、テーブル上の1席ずつに記載したQRコードをスマホで読み取ると、注文と会計が完了する。

通常の注文では、従業員がハンディターミナルで注文を受け、厨房にデータを転送し、会計伝票を発行する。モバイルオーダーでは、お客のスマホから厨房に直接、注文データが転送され、会計も完結する。

着席と同時に注文と会計をオンラインで行うため、食事後にレジに並ぶことなく帰れる。1度、注文した商品をアプリ内で「お気に入り登録」すると、次回から簡単に注文できる。

また、アプリ内の会計画面には、LINEやモバイルメールで配信している電子クーポンや、Sukipassの中から、一番お得なクーポンを自動で適用するサービス機能を搭載。クーポンの出し忘れを防ぐこともできる。

広報部によると、「お客様の利便性を高めるための施策であり、店舗スタッフの作業軽減を主眼においていない。結果的に、店舗スタッフの負担軽減にもつながっている。5月から2、3店で実験導入し、全国展開に向けて準部を進めていた」という。

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