セブンイレブン・沖縄/「省人化10設備」全店導入、約4時間作業削減
2019年07月10日 17:30 / IT・システム
セブン-イレブン・沖縄は7月10日、省人化をサポートする10設備を11日に開業する全14店に導入し、合計で約4時間(223分)の作業時間を削減すると発表した。
新型常温ゴンドラの棚のスライド化で、商品陳列時間を71分削減、新型オープンケースの棚を全てスライド化し品出し時間を30分削減、ヒーターをIH方式へ変更した新型フライヤーは、煮沸不要で清掃が簡易化でき60分の作業時間を削減できる。
換気フードの清掃が水洗いで済む仕様のオイルスマッシャーで15分、新型FFウォーマーのスライド化・LED化で7分を削減する。
新型ウォークイン冷蔵庫は797本の陳列量が増加し10分を削減、レジ袋の取り出しを屈まずに取り出せる仕様にすることで20分を削減する。
新型平台冷凍ケース(アイスケース)はフィルター清掃を簡略化し6分、新型低温リーチインもフィルター清掃を簡略化し2分、新型栄養ドリンクケースもフィルター清掃を簡略化し2分の作業時間をそれぞれ削減する。
省人化設備の導入はセブン-イレブン・ジャパン全体の取り組みであり、新規出店店舗へ導入するほか、既存店舗でも設備の導入を推進する計画だ。
作業時間を削減することで、従業員のシフトを見直し・接客を強化し、売上・利益の改善につなげる予定だ。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。