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東急コミュニティー/スマホによるテーブルオーダー導入

2020年08月25日 15:20 / IT・システム

東急コミュニティーは8月7日、都立木場公園内にオープンした「Park Community KIBACO」にて、コノルが開発した「CUONA(クオナ)」を活用した非接触式(NFC)テーブルオーダーシステムを飲食店として初導入した。

NFCとは、近距離無線通信(Near Field Communication)の略。非接触ICチップを使って、かざすだけで通信できる通信規格。おサイフ機能付きのスマートフォンや交通系ICに使われている技術。

<CUONAの概要>
CUONAの概要

CUONAは、コノルが2019年5月に発売した、スマートフォンを使ったチェックインや商品の注文等をスムーズに利用できる仕組みを、店舗を持つオーナーへ提供するIoT製品。

スマートフォンをかざすだけで店舗でのサービスを提供することができ、新しいこれからのIT施策として期待されている。

<テーブルオーダーの概要>
テーブルオーダーの概要

今回、「レストラン&カフェ」において、コノルが開発した非接触式(NFC)プラットフォーム「CUONA(クオナ)」を活用したテーブルオーダーシステム「Favor」を飲食店として初導入した。

商品の注文の際は、スマートフォンを NFC シールにかざすだけで、テーブルに座ったままでオーダーから会計までを完了することができ、専用カウンターで商品を受け取るだけとなる。

また、アプリを使えば自宅から受け取り時間を指定して事前注文をすることも可能で、待ち時間の短縮にもつながる。

人手を介さず注文、決済が可能で、コロナ禍の課題である「非接触」「キャッシュレス」「混雑緩和」や、「人材不足解消」にも有効な仕組みだという。

なお、都立木場公園内にオープンした「Park Community KIBACO」は、東京都が公募した「都立公園の多面的な活用の推進方策」の第1号案件。

公園の一画に、「レストラン&カフェ」「ファーマーズマルシェ」「ポップアップストア」の3つの施設を出店し、地域コミュニティの醸成に寄与することを目的に、飲食施設を中心とした地域の集いの場「パーク・コミュニティ」実現を目指している。

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