三越伊勢丹システム・ソリューションズ/IM Digital Lab、サーバーワークスと協業
2021年01月20日 14:50 / IT・システム
三越伊勢丹システム・ソリューションズは1月20日、IM Digital Lab(以下:IMDL)、サーバーワークスとビジネスに貢献するITを実現するための「モード2開発基盤ガイドライン」を策定したと発表した。
これまでのシステム環境は、安全性とコスト削減に主眼が置かれていた(モード1)。
しかし、デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中で、これからのシステム環境の構築は仕様書通りではなく、よりビジネスの成功に直結するために、開発や改善のスピード、利便性を重視する事が重要と言われている(モード2)。
また、コロナ禍における状況の変化など三越伊勢丹グループとしてDXへの対応は急務であり、これまでのモード1基盤に加えてモード2基盤を構築する手法の検討を進めてきた。
今回、IMDLが方針を策定し、サーバーワークスが助言とともに具体化を推進、三越伊勢丹システム・ソリューションズが既存の規則との整合性の確認と実際の構築と運用を行うことで、最先端技術を利用するためのガイドライン策定を3社協業の上で実現した。
これにより三越伊勢丹グループの情報システム部門を担う三越伊勢丹システム・ソリューションズは、サーバーレスアーキテクチャ、コンテナ、CI/CDといったクラウドネイティブな最先端技術を使い、デプロイも自動化。以前より早いサイクルで開発が可能となるという。
IMDLは、各スペシャリストがテクノロジーを駆使した買い物体験を素早く提供でき、サーバーワークスも9000以上のアマゾン ウェブ サービス(AWS)プロジェクトで蓄積された知見をガイドラインとしてコンテンツ化することにより、これからDX活用し、モード2へのシフトを検討される情報システム部門の支援を業界問わず強力に進めていく。
今回の取り組みを通じて構築されたモード2基盤は、デジタルサービスとして、三越伊勢丹リモートショッピングなど、複数のサービスとして、すでに実運用を開始している。
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