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小田急百貨店/新宿店バレンタイン会場の混雑度をリアルタイム提供

2021年02月02日 12:55 / IT・システム

小田急百貨店は2月6日、新宿店本館1階のバレンタインチョコレート販売特設会場(別会場)において、リアルタイムでの11階本会場の混雑度情報の提供を開始する。

<11階バレンタイン会場の混雑度をリアルタイムで掲示>
混雑度をリアルタイムで掲示

11階催物場で開催しているバレンタインイベント「ショコラ×ショコラ」での混雑による3密を回避すべく、パナソニック協力のもと、1月下旬から混雑度把握の実証実験をスタート。現在、11階催物場の出入口で、パナソニックが提供するカメラと人数カウントシステムによって会場内の混雑度を把握している。その混雑度を三段階に分けて表示するモニターを、2月6日からスタートする本館1階のバレンタインチョコレート販売特設会場に設置する。

混雑度は、一定人数で区分けした来場者数で背景色を変え、青色「混雑しておりません」、黄色「少し混んでいます」、赤色「かなり、混んでいます」 の文字でリアルタイムで表示するもの。

また、来場の目安となるよう、昨年の来場実績から算出した一週間の混雑度予測を1階別会場と、新宿店のホームページに掲出する。

さらに、入場者数が一定数を超えた段階で11階本会場への入場を制限し、入場整理券を配布することで密集を回避した対策を講じ、受付管理サービスアプリ「Airウエイト」を活用、入場整理券を配布するという。

同社ではこれまで新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、パナソニックとの協働による「安心ゲート」(非接触で測温、手指・足元の除菌、混雑度検知を行うシステム)の設置による入館時の測温・除菌 、福袋、クリスマスケーキなどのEC販売の拡充による店内の3密回避に取り組んでいる。今回のバレンタインイベントでも、顧客に安心・安全な買物環境を提供すべく、会場の混雑度を可視化するシステムを導入した。

■実験概要
実施期間:2021年2月6日~2月14日
実施場所:新宿店本館11階催物場「ショコラ×ショコラ」来場者の人流計測
新宿店本館1階「ショコラ×ショコラ」特設会場(別会場)本会場混雑度および混雑度予測の掲出
小田急百貨店新宿店ホームページ ※混雑度予測のみ
http://www.odakyu-dept.co.jp/shinjuku/

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