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赤ちゃん本舗/業務デジタル化クラウド「SmartDB」導入で申請業務の時間短縮

2022年03月29日 12:20 / IT・システム

ドリーム・アーツは3月24日、赤ちゃん本舗が、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みの一環として、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(スマートデービー)」を導入したと発表した。

2022年3月に効果測定をおこなった結果、紙で回付していた申請書類をスピーディーにデジタル化。デジタル化した申請業務の承認リードタイム短縮など効果がみられたという。

<起案内容による承認ルート設定>
起案内容による承認ルート設定

SmartDBは、大企業市場シェアNo.1(テクノ・システム・リサーチ「2021年SaaS型ワークフロー市場メーカーシェア(従業員数1000名以上)」より)の業務デジタル化クラウド。現場個別の業務から全社横断業務までノーコード・ローコードで開発可能。ワークフローとWebデータベースを中心に多彩な機能をもち、柔軟な外部システム連携、きめ細やかな権限管理、高度なセキュリティー要件にも対応している。

三菱UFJ銀行、大和ハウス工業、立命館大学など、大企業を中心に50万人以上が利用している。サービス基盤としてマイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化、コンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現している。

赤ちゃん本舗は、マタニティ&ベビー・キッズ用品の専門店として長らく愛され、今年で創業90周年を迎える企業。モノとコトを通じた新たな価値創造、社会貢献を目指しており、全国121店舗のほか海外に2店舗を展開するなど、グローバルに事業を拡大している。

赤ちゃん本舗では新型コロナの感染拡大以来、本部業務のさまざまな改善に取り組んできた。その一環として、全社の業務デジタル化プラットフォームとなるツールの導入検討を開始した。

複数のツールを選定するなかで、申請者の属性、申請内容に応じた承認プロセス自動判定機能のほか、一般の利用者の使いやすさを重視し、2021年11月1日よりSmartDBを採用した。

SmartDBの導入後は、特に重要度が高く、業務フローが複雑で運用難易度が高い稟議(りんぎ)業務、採用・労務業務を優先しデジタル化に着手。現在では14業務のデジタル化を完了し本番運用を開始している。

これまでは直列の回付しかできなかった紙での運用を、SmartDBでのデジタル化に合わせて業務を見直し、複数人に対して同時に承認依頼をまわす合議形式に変更したことでリードタイムの短縮を実現している。

また、SmartDBでは各自の考えをコメント欄に記載しやすい環境になったことで、従来より納得感のある意思決定につながっているという。赤ちゃん本舗では、今後さらにデジタル化を加速させるための体制を拡大し、将来的には自律的にSmartDBで業務アプリ開発をできるメンバーがすべての部門に存在する状態を目指す。

赤ちゃん本舗 業務DX統括部 統括部長 矢ノ目 和人氏は、「これまでのシステム部門頼りの状況を脱し、現場部門が主体となったデジタル活用を推進するうえでのパートナーとして選定したのが、ノーコード・ローコード開発基盤のSmartDBと『デジタルの民主化』を掲げるドリーム・アーツ様でした。今後、すべての部門にSmartDBで業務アプリを開発できるメンバーを育てる計画です。これにより、まずはこれまで紙で回付していた申請書類すべてをスピーディーにデジタル化。バックオフィス業務にとどまらず、商品開発の工程管理などフロントライン業務のデジタル化・仕組み化などにも取り組みたいと考えています」とコメントしている。

■詳細はこちら
https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/news/information/in220324/

■SmartDB(スマートデービー)について 
https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/

■問い合わせ先
ドリーム・アーツ
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー29階
広報担当:佐藤
TEL:03-5475-2502・080-7023-7602 
E-mail:pr@dreamarts.co.jp

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