イオンモール羽生/AI活用した無人レジレス店舗の実験、今秋開始
2024年08月20日 13:39 / 店舗
セキュリティソリューションを提供するセキュアは今秋、イオンモールと協働で、最新のデジタル技術を活用した「完全レジレス・無人店舗」の実証実験を「イオンモール羽生」(埼玉県羽生市)で開始する。
同実証実験は、人手不足の解決手段の一つとして、セキュアが展開するレジレス無人店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0」の技術を活用して無人店舗を営業するもの。ショッピングモール内で完全レジレスの買物を多くの顧客に体験してもらい、その有効性についての検証も行う。
「SECURE AI STORE LAB 2.0」は、決済、棚割りの解析など最新テクノロジーで未来のショッピングを体験できるレジレス・無人化店舗。AIを活用した「実証実験」ができる研究所でもあり、各種の流通小売企業に先駆けて実験店舗をつくることで、導入しやすい適正価格で無人店舗設備を開発できるノウハウを獲得することを目的としている。
AIを活用して在庫を把握し、消費者が興味を持ったものの購入に至らなかった商品の分析など、マーケティングにも活用できるようなソリューションの開発・提供を目指す。
無人店舗によって、遠隔地の特産品や限定商品の販売、地場企業や地域のスタートアップ企業の生産品など、販売員の手配や会計対応がネックとなり、実現が難しかった商品販売が可能となる。
今後、実証で得られた経験やデータをもとに商業DXを推進し、より便利でスムーズな販売システムを構築するという。さらに、地域で活動する小売業者がイオンモールで事業活動する機会も創出し、より活性化された地域・社会づくりに貢献していく。
■セキュア
https://secureinc.co.jp/
■実証実験概要
期間:2024年秋~1年間
場所:埼玉県羽生市川崎2-281−3 イオンモール羽生2階 232区画
営業時間:10時~21時
検証内容:ショッピングモール内での無人店舗の有効性/ショッピングモール内店舗の新たな販売方法の有効性/外部企業による短期間での販売の有効性/地元小規模小売販売者の販売・PRの有効性/販売可能商品の検証
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