コカ・コーラ/公式アプリ「Coke ON」に電子マネー機能追加
2022年11月10日 11:40 / IT・システム
日本コカ・コーラは11月10日、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON(コークオン)」の新機能として、独自のポイント機能を持った電子マネー「Coke ON Wallet(コークオン ウォレット)」を、11月下旬より開始すると発表した。
<新サービス「Coke ON Wallet」開始>
「Coke ON(コークオン)」は、アプリ内でスタンプを15個ためて1本分のドリンクチケットを獲得できる、お得で便利なコカ・コーラの公式スマホアプリ。ドリンクチケットは、「Coke ON」対応自販機で、好きなコカ・コーラ社製品1本と無料で交換できる。キャッシュレス決済機能「Coke ON Pay」対応自動販売機では、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ(アプリ決済)、au PAY、d払い、Apple Pay、メルペイ、クレジットカード決済などに対応。11月現在、4000万ダウンロードを超え、全国44万台の対応自動販売機で利用できる。
新機能「Coke ON Wallet」は、全国にある「Coke ON Pay」対応自販機42万台の支払手段となる予定だ。開発にあたっては、企業独自のPayサービスを構築するためのスマートフォン決済プラットフォーム「ウォレットステーション」を多くの金融機関や流通事業者に提供するインフキュリオンが共同運営パートナーとして参画。「ウォレットステーション」を利用したシームレスな決済UXを実現する。サービス提供では、同社が第三者型前払式支払手段発行者となり、「Coke ON Wallet」の発行、決済とポイントの発行管理を担当する。
<Coke ON Wallet概要>
「Coke ON Wallet」は、コカ・コーラ独自のポイント機能「Coke ON ポイント」とコカ・コーラ独自のプリペイドサービス「Coke ON マネー」からなる新しい電子マネー。「Coke ON ポイント」は、製品購入時にもらえる「Coke ON」のスタンプに加え、キャンペーンの参加や「Coke ON Wallet」へのチャージなどでもらえる。たまったポイントは、1ポイント1円として「Coke ON」対応自販機での製品購入時に利用できる。一方の「Coke ON マネー」は、登録した銀行口座から最低200円から1円単位でチャージができ、1000円以上チャージをすることで、チャージ金額の5%がポイントとして還元される。さらに、「Coke ON マネー」では、「Coke ON」対応自販機での現金チャージに対応した「自販機チャージ」サービスを、2023年内に開始する計画だ。
また、11月下旬から2023年3月31日までの期間中、「Coke ON Wallet」に1000円以上チャージすると、チャージ金額の10%を「Coke ONポイント」として還元する「Coke ON Walletスタート記念 チャージキャンペーン」を実施する。
■インフキュリオン
https://infcurion.com/
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