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SCSK/データに基づいた小売の店舗運営を支援「ナレコレ BI」

2023年05月10日 11:50 / IT・システム

SCSKは5月10日、小売業が保有するデータを生かし、店舗管理業務に必要なナレッジを搭載した分析機能に加えて、実際の業務での活用方法を整備した「ナレコレ BI(ナレコレビーアイ)」を提供開始した。

<「ナレコレ BI」イメージ>
「ナレコレ BI」イメージ

BI(ビジネス・インテリジェンス)とは、企業の各部署がそれぞれに蓄積している膨大なデータを、収集・蓄積・分析・加工し、経営戦略のための意志決定を支援するもの。自社が保有するデータを効率的に分析し、店舗運営における課題を見つけ出す手段の1つとしてBIツールの活用が有効だが、「業務での活用方法がイメージしづらい」「導入後の活用が定着しない」「導入コストに対する費用対効果が分かりづらい」といった問題がある。

「ナレコレ BI」は、SCSKのデータ分析システム構築の実績と日本能率協会コンサルティング(以下:JMAC)のコンサルティング実績をもとに、データの分析にとどまらず、店舗運営の課題解決にむけた施策の立案、ビジネスの意思決定をサポートする。

活用するデータはPOSデータなど16種類と定め、そのデータは「経営分析」「販売分析」「商品・店舗分析」「顧客・従業員生産性分析」の4カテゴリ計21画面の標準的な画面で分析できる。カスタマイズの必要はなく、即時に店舗別の売り上げ実績、予測、顧客種別、購入率、来店状況が把握可能だという。

データ分析システムの構築には、通常数か月~2年程度の期間を要するが、小売業のデータ分析に必要な標準的な機能を利用開始時に提供。最短10営業日で利用を開始できる。

また、サービスを有効活用できるよう、実践型の導入時研修と導入後2~3カ月頃の定着化研修の計2回をJMACとともに標準サービスとして提供する。

あらかじめ用意されたリポートの参照が可能な参照ユーザー月額1人1万円、初期費用15万円。管理ユーザーは月額1人1万5000円、初期費用15万円。

■問い合わせ先
SCSK
産業事業グループ
流通システム事業本部 流通システム第一部 瀬沼
E-mail:narekorebi-support@scsk.jp

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